ゲリラ豪雨

昨日のゲリラ豪雨すごかったですね。
道路や駅の冠水や河川の氾濫など短時間であれだけ集中的に雨が降ったら防ぎようがないですね。
本当に困ったものです。

このような集中豪雨の発生には3つの条件が必要です。

① 南から暖かく湿った空気が流入

② 冷たい空気が南下して日本の上空に入る

③ 地面付近の暖かい空気の上昇による対流が発生

都市部でのゲリラ豪雨の特徴は3つ目の条件がヒートアイランド現象が原因となっている場合に起こりやすいようです。

ゲリラ雷雨の怖さは降っている雨の強さというよりも降った雨が低地に集中してその地域に大きな被害をもたらすことです。
仮に1時間に100ミリの雨量=10センチですからたいしたことなさそうに感じますが、例えば畳10畳分のスペースに10センチの水が溜まって、それが畳1畳分のスペースに流れ込んだら・・・・1メートルです。
畳20畳だとしたら2メートルになります。
特に都市部はアスファルトやコンクリートに覆われているため地中に雨が浸み込むことなく道路伝いに排水溝に集中します。
現在の下水処理能力は一般的に1時間に50ミリの雨量に対応できるようになっています。
しかし、ゲリラ豪雨は1時間に60ミリ以上、多いときは80~120ミリ超という今までの常識をはるかに超える雨量になります。

現在の天気予報システムでは局地的な豪雨を予測することは難しいですが、黒い雲が立ち込めてきたりしたら携帯やスマートフォンなどで情報を集めましょう。
因みに過去に自然災害等に遭った地域の昔からの地名はその名残といわれています。

『沼、池、沢、窪、淵、海、川、河、田』などは水に関連します。

『山、丘、谷、台』などは高低差を表しています。
渋谷などは実際に歩いてみると谷になっていることが良く分かります。

ご自身のお住まいの地名はどうですか?
2013_07_24