今年に入ってから東京都内で地鳴りを聞いたという声が多数あがっています。

 

あ、今さらながら明けましておめでとうございます。

 

地鳴りの報告が特に多いのが目黒区、渋谷区、世田谷区など東京23区南部

昨年末には東京湾北部で約1時間の間に有感地震が5回起きています。

首都直下地震の前触れでは?なんていう方もいらっしゃいます。

兎にも角にも今できることは過剰に怖がらず備える事かと思います。

 

さて、損害保険的に備えるというと地震保険ですが、2017年1月から施行される

地震保険法施行令の一部改正で現在の損害区分の3区分から4区分になります。

現在の3区分は全損(100%)半損(50%)一部損(5%)ですが、

全損(100%)大半損(60%)小半損(30%)一部損(5%)と細分化されます。

(損害額が時価の20%以上40%未満を小半損、40%以上50%未満を大半損、他従来通り)

地震損害区分

地震損害区分

 

 

 

 

 

 

保険金総支払限度額も2011年東日本大震災時点では5兆5000億円でしたが

2012年4月には6兆2000億円、2014年4月には7兆円と増額されています。

 

東日本大震災時の地震保険の支払額は1兆2000億円超とのことなので、

さらに大きな損害に備えるということだと思いますが、実際の責任準備金はどの程度あるんでしょうか?

 

平成26年3月末時点で1.1兆円だそうです。

 

足りてない(汗)

まったくもって足りてない(泣)

 

それでも7兆円までは削減せずに政府が責任をもって支払うことになっています。

 

 

地震保険の加入をご検討中の方は早ければ今年秋ごろに値上がりするのでご注意を。

おすすめは値上がり前に長期で地震保険に加入・・・です(最長5年)

 

福田