乳房再建

人工乳房に保険適用 2013年7月から厚生労働省の中央社会保険医療協議会は乳がんの全摘出後の乳房再建に使う人工乳房への保険適用を承認しました。

中医協が保険適用を承認したのは米国の医薬品・医療機器メーカーの日本法人、アラガン・ジャパンの人工乳房と、人工乳房を体内に入れる際に皮膚を伸ばすのに使う皮膚組織の拡張機。
価格はそれぞれ6万9400円、3万2100円で患者の自己負担は3割になります。

最近話題になったアンジェリーナ・ジョリーさんが実施したような予防のための乳房切除には適用されません。
自家再建など既に保険適用となっていた再建術も含めて選択肢が増えたのは良いことですね。
女性がかかりやすいがんの第一位が乳がんです。
現在の罹患率は、約18人に1人で年々増加しています。

(まれですが、男性も乳がんになります。全体の0.4%)

マンモグラフィによる乳がん検診の受診率は先進国ではほとんど60%以上なのに対して日本は約23%と非常に低い水準です。

早期発見が重要です。

最低でも2年に1回は乳がんの検診を受けましょう。