こんにちは。
ご無沙汰しております。福田です。
本日は、保険会社の研修の一環で新入社員の松本くんが1か月間代理店に来ているのをいいことにブログを更新してもらいました。
それではお願いします。
電車通勤
梅雨の真っ最中ですが、こんな時に満員電車で人ごみに揉まれて通勤するのって、苦痛ですよね。
どこの駅にいっても人・人・人。
ところで、いったいどれくらいの人が駅を利用しているのでしょうか?
あるデータによりますと、日本のランキングは以下の通り。
1新宿(東京) 12億6000万人/年
2渋谷(東京) 10億9000万人/年
3池袋(東京) 9億1000万人/年
4梅田(大阪) 8億2000万人/年
5横浜(神奈川県) 7億6000万人/年
単純計算すると、新宿で一日当たり345万人の利用者がいることになります!全くすごい人数ですね。
では世界ではどうでしょう。
1新宿(東京) 12億6000万人/年
2渋谷(東京) 10億9000万人/年
3池袋(東京) 9億1000万人/年
4梅田(大阪) 8億2000万人/年
5横浜(神奈川県) 7億6000万人/年
なんと全く同じ結果となりました。日本のトップ5は世界のトップ5でもあるのです!!
ちなみに50位までのランキングを見ても、日本の駅は45駅がランクインしており、初めて登場する日本以外の駅が、24位のパリの北駅(Paris Nord)なのです。
データの取り方によっては、数値も大きく変わってきてしまう可能性がありますので、あくまで参考として見て頂きたいのですが、やはり日本の鉄道利用者はすごく多いことがわかります。
鉄道は何といっても網の目のように張り巡らされていればいるほど、路線相互の価値を高め合うことになりますので、鉄道利用者の多い駅が一定地域に集中することは納得ですね。
新興国がランキングに入っていないのですが、もしかするとその理由には、データの取り方以外に、鉄道網が発展していないことが関係しているのかもしれません。
そういえば昨年、東急東横線 – 東京メトロ副都心線で直通運電が開始されるなど、首都圏を中心に鉄道会社同士での相互乗り入れが増えてきました。それによって乗換えなく移動することができるようになりました。
便利なことも多いですが、しかしいいことばかりではないようです。相互乗り入れによって通勤可能圏が広がったために、さらに混雑するようになったかもしれません。
またリスクの集中化という副作用も伴います。従来、複数の路線が独立に運行していたときは、どれか1つの路線が何らかの理由で遅延や運休になっても、他の路線にはさほどの影響がなかったと考えられますが、相互乗り入れしたために、関係する全ての路線に遅延や運休が発生する可能性が出てきました。
卵を同じカゴに入れて一度に運べれば楽ですが、卵すべてを割ってしまいかねません。そのリスクを回避するためには、面倒でもいくつかに分けて運ぶ必要がありそうですね。リスクの分散化には、往々にしてコストを伴います。
松本